異世界はヴァンガードと共に ②
ーーーー異世界「フシロート」ーーーーーー
目を覚ますと、そこは木々の生い茂る森だった
学ラン「ん?なんだこの紙は、、」
知らぬまに持っていた紙をみると、その紙にはミル・ティーエによるこの世界のルールが説明されていた
【一つ】この世界におけるあらゆる殺傷、戦争、略奪を禁ずる
【二つ】争いは全てヴァンガードにおける勝敗で解決するものとする
【三つ】ヴァンガードには、相互が対等と判断したものを賭けて行われる
【四つ】゛三゛に反しない限り、賭けるものは一切を問わない
【五つ】ヴァンガードの~弾環境等の環境設定は、挑まれた方が決定権を有する
【六つ】゛盟約に誓って゛行われた賭けは、絶対遵守される
【七つ】集団における争いは、全件代理者をたてるものとする
【八つ】ヴァンガードの不正発覚したものは、敗北と見なす
【九つ】以上をもってミル・ティーエの名のもと絶対不変のルールとする
【十】みんななかよくプレイしましょう
つまり、全てをヴァンガードで解決できる世界に送られたらしい
学ラン「ん?裏側にもなにか書いてあるな」
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追記
お前の余っているテトラドライブドラゴン等、余っているカードは合計「二万」で買い取っておいた
神の恵みに感謝するがよい
ミル・ティーエより
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学ラン「ッシャ!893の買い取り表そのままとかアドじゃん!」
調整パーツを売られたのは痛いが、二万円もあれば二日ほどは安泰だ
しばらくヴァンガードだけやってすごせる!
俺は喜んで財布を開いた
そこに入っていたのは確かに「二万」だった
正確には、
二万「ウォン」
だった
一体いつからーーーーーー通貨が「円」だと錯覚していた?ーーーー
学ラン「はあ!?破産じゃん!」
説明しよう!
ウォンの貨幣価値は日本円の約10分の1!!
俺の20000円相当の調整パーツは、2000円で買い取られてしまったのだ!!
圧倒的破産である。
学ラン「フェーン(T_T)フェーン(T_T)
ミル・ティーエのやつ、18000円もって翔びやがった!許せねえ、、、」
俺は失意のなか山道を歩きだす
なにはともあれとりあえず山を降りて町に出よう
いざ、ヴァンガードをしに、カドショへ、、!
??「誰か!助けてパカァッ!!」
どこからか女性の悲鳴が聞こえた
ツイッター炎上にはとりあえず見に行く主義の俺は、悲鳴の元へ駆けつける
とりあえず様子見のために覗き見が板だな
山賊1「イーモイモイモwwwカオスブレイカーデッキを使う俺様が負けるわけないイモよーw
さあ!盟約通りお前の毛皮を頂くイモねw」
そこでは、山賊達に「バンドリ」松原花音似の獣耳美少女が脅されていた
、、、ここは見なかったことにして立ち去るのが賢い選択なのだろう
だが、俺はヴァンガード教えてくれといわれれば教えてあげちゃう男、学ランシング
助けてくれと言われれば助けちゃうのである
学ラン「まて!その松原花音(獣耳)を離すんだ!」
花音(獣耳)「パカァ!?学ラン!?聞いてくれよ、ガチでヤバいことが起きて負けたんだよ!助けて欲しいパカッ!」
なぜか松原花音(獣耳美少女)は俺の名前を知っていた
山賊1「イーモイモイモwww
おいイキリオタク、まさか俺様を知らないイモかぁ??
俺様はキフ地方を統べる山賊界の有名強者、ダンシャーク様イモ!恐れおののくがいいイモよ~」
山賊2「ヒャハハハハハ!w
ダンシャーク様~こいつやっちゃいますか~?この 卍殺人リドル卍 に任せてくださいヨォ~ww(レロォ~)」
山賊2は芋を剥いていたピーラーに舌を這わせる
見るからに小物くさいやつらだ
学ラン「ダンシャークだと、、?そんな名前のヴァンガードプレイヤーはフォローしてねえ!
俺の名は学ランシング!ケモミミ美少女の毛皮を賭けて、俺とヴァンガードだ!!」
ダンシャーク「この有名強者のダンシャーク様に挑んでくるとは、とんだ命知らずイモw
仕方ない、、環境設定は、、俺の得意なLB期、絶禍繚乱環境イモ!
だがやる前に、そちらも対価を賭けなきゃいけないイモよ~?」
学ラン「俺は負けねえからどうでもいい。てめえの好きなものをいいな?」
ダンシャーク「俺様は負けたヴァンガードプレイヤーに面白いことをさせて、その動画をツイッターに投稿することが大好きイモよ~w」
「学ランシングには、カラオケで三浦大知のexciteを踊ってもらうイモ!w」
学ラン「賭けるものは決まった!いくぜ!」
学ラン・ダンシャーク
学ラン「スターベイダー、ダストテイルユニコーン!」
絶佳繚乱環境なので、当時の環境トップデッキであるカオスブレイカーデッキを俺は持ち出した
相手のデッキは、、?
ダンシャーク「スターベイダー、ダストテイルユニコーン!!」
どうやらカオスブレイカーミラーのようだ
プレイ差がかなりでる対面なので気を引き締める
だが、久々のLB環境、心が踊る、、!
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四ターン後、、、
ダンシャーク「カオスブレイカードラゴンテキスト、ダストテイルユニコーンテキストで両面呪縛イモ!」
「さらにリアガードを後列に移動!VでVにアタックイモ!!」
俺の点数は二点、ダンシャークの点数は三点
後列へリアガードを逃がすことにより、次のターンの相手のアタックを確実にVへ向け、カオスのLBで一気にアドバンテージを取りに行く動きだ
ここでリアガードを脇に出してくるような愚はおかさないようだな、、、
学ラン「ノーガードで」
ダンシャーク「ドロートリガーイモ!」
これでダメージは3対3だ
ダンシャーク「イーモイモイモwwwこれで次のターン、お前のVのアタックはVにしかいけないイモ!
さあ、カオブレ爆破テキストで、破産するがいいイモ!」
学ラン「俺のターン!ドロー!
それはどうかな、、?(ドンッ☆)
俺にはこの状況を打開する秘策がある!それを今から見してやるぜ!」
ダンシャーク「イーモイモイモwwwwwwこの環境にはアムネスティはないイモよ??お前の劣勢は覆らないイモ!」
学ラン「ターンエンド!!!」
ダンシャーク「イモォォォォォォォォ!!??」
ケモミミ美少女「なるパカァ!!カオスブレイカーテキストで四アド差をつけれるはずが、
ダンシャークはハンド二枚、カウンター二枚を使ってツインドライブ分、学ランの手札を二枚しかとれていない
これでダンシャークは破産パカァ!」
学ラン「さあ、お前のミスを数えろ!」
ダンシャーク「イーモイモイモ?イモ?イモォォォォォォォォ!!イモォォォォォォォォ!!?」
予想外のプレイングにダンシャークは混乱し、ミスを連発
俺はカオスブレイカーミラーを制した
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学ラン「盟約に従い、ケモミミ美少女の毛皮を剥ぐのはやめてもらう」
ダンシャーク「クッ、、、!イモッ、、、!」
山賊達が殺気だっている
山賊1「ヒャハハwwwwwダンシャーク様!俺らが束にかかればこんなやつ一捻りですぜ!(ピーラーレロレロォ)」
山賊2「(メガネクィッ)フフッ、、次の試合、私の超次元合体成功の確率は98.9999%。勝利は確実です。(早口)」
山賊3「はいどーもー!ぶーちゃんねるです!今日はですね、学ランシングさんとの対戦動画をとりたいとおもいます!!」
ダンシャーク「リドル、ナズ、ぶーちゃんねる、こいつは今の俺達が敵う相手じゃないイモッ!!
野郎共!触れて遊べる僕らの秘密基地、洞窟に引き上げるイモッ!!!」
山賊達「イモォ!」
学ラン「はぁ!?ヴァンガードやろや!!」
ダンシャークの一声で山賊たちは退散してしまった。
ヴァンガードやれないやんけ!
ケモミミ美少女「学ラン、ありがとパカァ!」
学ラン「気になってたけど、なんでお前俺の名前しってんの??」
ケモミミ美少女「聞いてくれよ、ガチでヤバいことが起きたんだよ!気づいたら美少女になってたんだよ!!」
学ラン「はぁ!?つまりもとは美少女じゃなかったってこと?」
ケモミミ美少女「そうパカッ!俺は名駅の有名ヴァンガードプレイヤー、アルパカだパカァ!!」
ガチでヤバいことが起きてた!!
③に続く