異世界はヴァンガードと共に

※今回の記事はヴァンガード関係あるかかなり怪しいです

僕のCSのレポとかで笑ってくれる方に向けた駄文なので、そういう方のみ楽しんでいってくれると嬉しいです

多少、身内ネタあります

 

 

 

 

 

 

 

本文

 

異世界ヴァンガードと共に」

・序章

 

 

 

時は2019年

ヴァンガードマスター卍を決める戦い、ヴァンガードスターカップ、、その決勝戦の舞台に俺は立っていた

 

対戦相手はあの因縁のライバルである、「キング」

今まで俺は、ヤツの常軌を逸した上振れ前提のプレイング、そしてそれについてゆく捲りによって何度も辛酸を舐めてきたのだ

 

だが、、今日!この時だけは!

全てをヴァンガードに費やしてきたこの人生の精算をするため、、

今、俺は勝たなければならない!!

 

 

学ラン「セカンドチェック!クリティカルトリガー!!ッシャ!運だけぇ!」

 

俺は、四点ノーガードを選択したキングに六点目のダメージを叩き込むことに成功した

やつのヒールトリガーは残り三枚!

だからといって、そんな都合のいいはなしがあるわけ、、あるんだよなあ、、

 

 

キング「6治!ッシャ!運だけぇ!(^.^)」

 

 

ガチで許せねえよ

こいつ道中ミスしたじゃん、俺ミスしなかったじゃん、、

 

この世の理不尽に怒りを覚えつつ俺は顔には出さず、冷静にターンを渡す

 

しかし、このタイミングでキングの盤面は五点ハンド六枚

俺の盤面は一点ハンド六枚

ここから負けることはないだろうと油断した、その瞬間!

 

「ファントムブラスターテキスト二回起動!

ハンド六枚を捨てて、パワープラス30000!クリ+2!ヴァンガードにアタック!!」

 


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冷静に考えてほしい

彼の山にはまだ二枚ヒールがある

それを捲ればゲームになりそうなのに、

なぜ、一枚のヒールよりダブクリが捲れて、さらに俺のハンドに完全ガードがないこと前提のプレイをこの大事な場面でやれるんだ

 

しかし、ない

完全ガードが

 

 

賢者プレイ

時には刺さる

俺の札

 

俺は辞世の句を詠み言葉を絞り出す

 

 

学ラン「ノー、、ガードで、、」

 

 

キング「一枚目星!二枚目星!ダブクリぃ!死ね!学ランシング!!」

 

 

学ラン「ハアッ!?」


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急に、目の前が真っ暗になった

これじゃヴァンガードできなくね?早く電気つけろよ!ブシロード

あれ、、アルパカの声が、、する、、

 

 

 

 

「学ラン!?救急車を、、!

もしもし、病院ですか!!聞いてくれよ、ガチでヤバいことが起きたんだよ!学ランが、、、」

 

うるさいパカッ!眠いときくらい、静かに寝かせろよな、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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目を覚ますと、そこはいきつけのカードショップ、893名駅タイコン店のフリースペースだった

 

だがどこかおかしい

いつも流れているアニソンが流れていない

必殺技名を叫ぶキツイオタクの声や、カードのシャカパチ音もない

閉店中なのか、、?

だが部屋は明るく日中としか考えられない

営業時間のはずだ

 

ていうか、、、さっきまでヴァンガードの決勝やってたのにどういうことだ?おかしくね?

疑問はつきない

 

みたとこ携帯も忘れてきたみたいだし、仕方ない

一人回しでもするかと鞄の中からプレマとデッキを取り出した時だった

 

 

 

 

 

??「次の死者はこの男か」

後ろから声がした

 

 

「ッシャ!!ヴァンガードやろや!」

俺は対戦相手がいたことに喜び、振り向く

 

だが、そこにいたのは一般的な紙のオタクとはすこし違った風貌の男だった

 

外見は少し太めな20代の青年なのだが、、

しかし変な服を着ている、コスプレか??

 

「最後の晩餐」でキリストが着てるみたいなローブ??を身にまとっていて、偉そうな雰囲気を醸し出している

 

そして、彼はヴァンガードが上手く、ナイトローゼ等を使えばCS優勝も容易いだろう

という印象を受けた

 

、、、ということはやはり彼はvgpなのではないか?

 

どんなやつでもヴァンガードやってるやつなら友達ってのが俺のスタンス

向こうは俺のこと知ってるぽいし、とりあえず自己紹介してもらうか

 

 

「始めまして!学ランシングです。あのー、ハンドルネームを伺ってもよろしいですか?」  

 

 

謎の男が口を開く

 

 

??「我が名はミル・ティーエ。この世界の神だ」

 

、、、とんだサイコ野郎だった

神だと?神ってのはヴァンガードにおいて優れた頭脳を持ち、容姿はルルーシュ、そのあまりの神々しさに女共は近寄ることもできないこの俺のような存在をいうのだ

その俺を差し置いて神を名乗るとは傲慢極まりない

身のほどを弁えろ、雑種

 

、、と言ってやろうと思ったが神は優しいのだ

大人な対応としてそこは突っ込まないでおこう

俺は主題に入る

 

学ラン「ミル・ティーエさん、よければヴァンガッドやりません?ナイトローゼ使いたいならgスタンのデッキもあるので一緒に古代ヴァンガードしましょうよ!」

 

 

 

ミル・ティーエ「我は全知全能、ヴァンガードで勝つことも容易いが、今この時することではない」

「時間は有限だ、、早速だが本題に入ろう、お前は死んだのだ。」

 

 

 


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学ラン「ハアッ!?つまりここは死後の世界ってこと??まてまてまて、聞いてくれよかーちゃん、とーちゃん、、ガチでヤバいことが起きたんだよ!てかなんで死んだんだ俺?」

 

 

ミル・ティーエ「お前の死因は重要な場面でダブルクリティカルを当てられた事によるショック死だ。」

 

学ラン「そんな事で死ぬわけ、、てかそれ、キングのせいってことじゃん!」

 

ミル・ティーエ「日々の過剰なヴァンガードによる、慢性的な生命力の低下がショック死を誘引したのだ。 つまり自業自得というもの」

 

 

 

 

拝啓

お母様へ

 

お母様の言うとおりでした

中学生、小学生でカードは卒業しなさい

口うるさく言ってましたね

お母さんのいうことを守らなかった僕は、とうとう財布だけではなく、命まで落としてしまいました

ほんとにごめんな、、かーちゃん、、

 

 

 

 

学ラン「かーちゃん、、フェーン(T_T)フェーン(T_T)」

 

ミル・ティーエ「私の役割のひとつは、死者の魂の行く先を決めることにある。今からお前の生前の行いを鑑みてお前の魂の行く先を決めよう」

 

ヤツが手を振ると、どこからかカドショに置いてあるようなファイルが表れた

なるほど、そこに俺の人生の記録が書いてあるってわけだ

 

ミル・ティーエ「愛知県で産まれ、途中まで中2病にかかりつつも平凡に育ち、中学三年生からは大体ヴァンガードをして過ごしている、、これといった悪事も働いてはいない」

 

「慣例通り、天国へ送るとしよう」

 

 

学ラン「ッシャ!運だけぇ!天国は流石にアドでしょ!念のため、天国のテキスト確認いいですか??」

 

ミル・ティーエ「有り体に言えば、人間の普遍的欲求全てが叶う場所、といえよう。例えば、美味しいものを食べ続けていたい、美少女と恋がしたい、無限に布団で寝続けたい、、、そのような欲求全てが叶う」

 

 

ええやん、天国!

バナナしか食べてこなかったこれまでの人生と違い、あのア○パカさんみたいに暴飲暴食、金、暴力、○ックス!みたいなことを毎日繰り返して第二の人生を送るのも悪くない

 

だが、なにか胸に引っ掛かる

大事な事を忘れているような、、、?

 

 

ミル・ティーエ「説明も済んだことだ、早速お前を天国へ送るとしよう」

 

ミル・ティーエの手が光輝く

その光を浴びれば俺は天国へ送られるのだろうか??

 

手がかざされるその直前

 

 

俺は思い出したのだ

 

 

学ラン「まってくれ!ミル・ティーエ!!!!」

 

 

 

そう、俺は一番大事な事を見落としていた

それは、、

 

 

 

「天国に、ヴァンガードCSはあるのか???」

 

 

 

 

ミル・ティーエ「天国にヴァンガードのCSはおろか、ヴァンガードは存在しない

それは普遍的な欲求には含まれないからだ」

 

 

そう来たなら、俺の答えは決まっている

 

学ラン「なら天国なんて、、俺は御免だぜ」

 

 

そう、俺にとって

カードファイト!!ヴァンガードができなければ天国なんてなんの価値もない

 

ミル・ティーエ「なぜそこまでヴァンガードに拘るのだ、天国のどこが不満だというのだ??」

 

 

 

学ラン「教えてやるよ、ミル・ティーエ、、

俺は、まだヴァンガードでやらなきゃならないことがたくさんあるんだよ、、!

全国大会、世界大会で優勝してない

CSランキング一位もとれていない

ヴァンガードマスター卍にもなれていない

俺はまだ、満足していない!

このまま命を落としたくらいでヴァンガードをやめるなんてこと、できるわけがないだろうが!!!!

ヴァンガードは俺の全てだ!

ヴァンガードができるなら、天国だろうと地獄だろうとどこだっていってやる!

 

だから、、俺に、、、

 

 

 

ヴァンガードをさせてくれええええええええええっっっ!!」

 

 

 

 

自らは全知全能だと、ミル・ティーエは言った

ならヴァンガードがやれる天国だって作れるはずだ

 

 

 

 

ミル・ティーエ「、、、そこまでヴァンガードがやりたいというならば、お前には第三の選択、転生をしてもらうとしよう。お前にとっての天国がそこには広がっているはずだ」

 

 

 

ミル・ティーエが手を振ると、手元に自爆ボタンっぽいスイッチが現れた

あれ?さっきの光じゃないのかよ??

 

「喜べ、少年。君の願いはようやく叶う」

 

 

突然床がパカッと開き(!?!?)、俺は真っ暗な闇へと突き落とされた

 

 

 

学ラン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

悲鳴をあげながら俺は落ちる

暗闇へ

新世界へ

 

 

 

 

 

 

こうして俺は異世界へ転生することになったのだった

 

 

 

 

 

 

好評なら続きます